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打楽器の撥(ばち)について

皆さんこんにちは!本日のFILM BRASSブログは打楽器の石川が担当させていただきます!


皆さん【おうち時間】何をして過ごしていますか…?僕は先日友達とビデオ通話を繋いでオンラインうどん作りをしました(笑)粉から作ったのは初めてでしたが意外と簡単にできてしまいました!オンライン飲み会も流行っているようで人類の技術の進歩はすごいものだなぁと改めて思いました。

暦の上ではゴールデンウィークで外に出たい所ですが、今はグッと我慢しておうち時間を楽しみましょう!

そんなおうち時間を少しでも楽しんでいただけるように、先日FILM BRASSのTwitter・Facebookでリモート演奏動画が3本配信されました!是非ご覧になって下さいませ!!


と、前置きが長くなってしまいましたが本日は他のパートも書いているように『FILMでの打楽器のお仕事』と題した内容を書こうと思ったのですが、前回のブログでそのような事に触れてしまいましたので今回は打楽器を演奏する時に欠かせない【撥(ばち)】についてスポットをあててみようとおもいます!


ひとえに撥と言っても本当に沢山の種類があります。

・小太鼓やドラムを叩く時に使う物を「スティック」

・ティンパニやマリンバ等を叩く時に使う物を「マレット」

・トライアングルを叩く時に使う物を「ビーター」

と種類分けすることができ、我々は総じて撥と呼んでいます。他にも種類は沢山ありますが…。

どれくらいの撥を持っているのかと気になり数えてみようと思ったのですが途中で心が折れてしまいました…(笑)




材質も様々でスティックの中にはメジャーな物でメイプル製、それよりも少し硬めの木のヒッコリー製の物があります。スティックの先の形も様々です。


マレットは先の材質がそれぞれ違います。

マリンバのマレットはゴム製等の芯に糸を巻いてできています。糸も綿糸と毛糸の2種類があり、糸を巻く回数や芯の硬さでマレットの硬さが決まってきます。メーカーさんにもよりますが赤色や黄色はハードマレット、青色などの寒色系はソフトマレット、と見分けられるような工夫もあります!


ティンパニマレットは柄が竹でできているものが主流で、先をコルク芯等にフェルトを巻いた物や、布を何層にも重ねて作るフランネルタイプの物があります。


他にもマレットの先がプラスチック製の物、真鍮製の物、ゴム製の物等々、本当に沢山の種類があり紹介しきれないほどです。


変わり種だと、竹串の先にスーパーボールをつけて(自作します)シンバルや銅羅をこすったり、ジャズ等ではよく使いますが細いワイヤーを束ねたワイヤーブラシという物もあります。

1つずつ紹介したいのですがとてつもなく長くなってしまうので気になった方は是非調べてみて下さい^ ^



このように我々打楽器奏者は様々な撥を楽曲によって使い分けて音色を生み出しています。また安心して演奏会に行けるようになりましたら是非打楽器奏者が使っている撥にも注目して見ていただけたら違った楽しみ方もできるのではないでしょうか…?


中々先の見えない不安な日々が続いていますが、皆さんお身体に気をつけてお過ごし下さいね!


次回投稿もお楽しみに!!


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