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トランペットのお仕事(FILM BRASS ver)


みなさんこんばんは!

トランペットの森山一輝です。


世の中が大変なことになっていますが皆さまどのようにお過ごしでしょうか?ちなみに僕は毎日楽器を練習する合間に1,2本映画を観て時間を潰しています。(翔んで埼玉めちゃくちゃ面白かったです笑)


今日のブログなのですが、FILM BRASSのトランペット4人(森山、本多、蓬田、飛田)がどんなことを演奏しているのか説明していきたいと思います。


当然ですが、FILM BRASSの中で旋律を演奏するのを担当することが多いわけですが、映画音楽というのは基本的にオーケストラの編成のために書かれた曲が多いわけです。


つまり1つの曲の中で同じ旋律が出てきたとしても、元の楽器が違えば音色とか質感(テクスチャー)というのは変わりますよね?

なので単に演奏できるだけじゃなくてそういう部分をコピーするつもりで演奏しなければいけません。



ヴァイオリンの伸び伸びとした感じ、フルートの軽快な音、オーボエの豊かな音色、そしてトランペットの力強さ…etc.




それぞれの楽器の音色の感じを意識しながら、楽譜を正しく演奏しなければいけません。毎回みんなとても苦労しています。




あとFILM BRASSで1番大変なのが連符です…


オーケストラで演奏しているときに木管楽器の皆さんやヴァイオリンの方たちが演奏している金管楽器的にはそれはとてもとても難しい細かいパッセージをそれをあたかも"その元の楽器たちが演奏しているかのように"演奏しなければなりません…


旋律を演奏する時と考えることは同じなのですが、なぜ特に大変なのか理由を言うと、


"基本的にはそんなに聴こえてなくてもいい"


からなのです…



以前ホルンの橋本が記事を書いていましたが、とても大変なのに報われた感じがしない…努力と成果があまり(非常に)見合ってないのでは…と感じてしまうところもあります…




実はFILM BRASS Ⅵでその連符が最も際立っている楽曲が


ハリーポッター Suite for FILM BRASS



なんです!


ご想像頂けるでしょうか…


魔法界の不思議そうな雰囲気を連想させるさらさらとした軽やかな弦楽器やフルートなどの細かいパッセージ…

かと思いきやトランペットらしい輝かしいサウンド…



と他の楽曲以上にさまざまな音色感を求められる曲であり、難易度はとても高いです。


今回は沢山ある曲たちをFILM BRASSのオリジナル組曲にして演奏いたします。





今回私たちトランペットはそれに挑戦します。所謂リハーサル外でのパート練を含め、現在本番で楽しんでいただけるよう頑張っておりますので是非お越し下さい!

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