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トロンボーンのお仕事(FILM BRASS ver.)

こんにちは!今回はトロンボーンパートがブログを担当します。


トランペット、ホルンパートと同じように、今回は「トロンボーンのお仕事」と題して書いて参りたいと思います。


第一回目の演奏会ではテナートロンボーン3本でしたが、第二回目からはテナートロンボーン2本とバストロンボーン1本で参加しています。比較的テナートロンボーンはホルンと、バストロンボーンはチューバと一緒の動きをすることが多いです。

また直管楽器と言って、ベルが前を向いている楽器に属しており、トランペットと共に直接音を届けます。007のテーマ(第一回目)や、荒野の七人(第四回目)は、まさしくその直管楽器の特性を活かした編成でお送りしました。


フィルムブラスでのトロンボーンの役割の多くは、チューバと共に"支える"でしょうか?

トロンボーンはハーモニーを得意とする楽器で、トロンボーン3人で和音を鳴らすととても心地よい音がします。

カッコいい映画音楽に欠かせない要素として、重厚感、壮大さが挙げられますが、ここでフィルムブラスの十八番、スターウォーズのメインタイトルを思い浮かべてみてください…

トランペットの輝かしいメロディと、ホルンの細やかなパッセージ、そして私たちトロンボーンセクションの重厚な支えがあって、あの音楽が作り作り出されています。

もちろん、原曲はオーケストラなので、弦楽器や木管楽器と相まった、違ったカッコよさがありますよね。


また、オーケストラのサウンドを金管アンサンブルで作るとなると他にも色々な役割を担わなくてはなりません。例えば、原曲でチェロが忙しそうに弾くシーンでは、奏者が交代交代で吹くこともあります。(トロンボーンの人が慌ただしくスライドを動かしているのを見ると、なんだか面白いですよね…(笑))

弦楽器特有のボーイングを真似することは簡単ではありませんが、原曲の雰囲気を再現できるよう、研究して臨んでいます!




 
 
 

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