メンバー投稿vol.1
- 事務局 FILM BRASS
- 2020年2月13日
- 読了時間: 3分
こんばんは!!
メンバーによる投稿第1弾は私、トランペットの森山一輝(もりやま かずき)です。
メンバー投稿最初のテーマなのですが…
僕の好きな映画音楽レパートリー
についてお話ししたいと思います!
今回は3曲ご紹介したいと思います。
まず1つ目はJ.ウィリアムズ作曲の「ジュラシックパーク」より 「テーマ」です!

僕にとってのこの曲の最大の魅力は、やはり重厚で雄大さを感じさせる"ハーモニー"!
冒頭のホルンソロの後の弦楽器セクションが入った時のあの分厚くて、とても温かみがあるハーモニー。目を瞑っていても目の前にいっぱいに広がる大自然の雄大さをパッとイメージすることができます。その後、テンポが上がりトランペット3本によるモチーフが演奏されますが、そのメロディがまたかっこいい!!
FILM BRASS Ⅳでこの作品を演奏しましたが、音楽がわかりやすくかっこいいのでとても楽しく演奏することができました。曲の長さもちょうど良くて、聴き映えがする作品ですね!
2つ目はJ.ウィリアムズ作曲の「スターウォーズ エピソード7 フォースの覚醒」より 「レジスタンスのマーチ」です。

スターウォーズ エピソード7はいわゆる新3部作と呼ばれる作品群の1番最初の作品です。
この曲はタイトルだけ聞いてもよくわからない方もいらっしゃるかもしれませんが、反乱軍が戦闘へ出る為の準備をするシーンや、実際の戦闘の際に流れたりしている曲です。
僕は有名なものは一通りスターウォーズのサウンドトラックで聴いているのですが、この曲の魅力というのはそのかっこいいメロディ、そしてまるで聴いている私達の士気も上がってしまいそうなその"リズム"!!!
戦闘シーンでの曲といえば「Here they come」や、「運命の戦い」といった曲が有名ですが、それらの曲に比べてこの曲はテンポ感は速くはありません。ですが、そのリズム感が戦闘へ向かう意志の強さ、そしてもしかしたら逆境に立たされた反乱軍がファーストオーダーに勝ってくれるのではないかという期待感を十二分に表しています。
この作品は特に1つの楽曲としても非常に興味深いオーケストレーションや作曲技法が使われているところもあり演奏時間が短くても聴き応えは抜群です。
最後に紹介するのはこちらもJ.ウィリアムズ作曲の「スーパーマン」より「マーチ」です!

実は僕はこの曲が映画音楽のレパートリーの中で1番好きな曲です。それは、なぜか?
"トランペットがとんでもなく最高にかっこいいから!!!!"
軽快なテンポ、心躍り何かが起こるような期待感を持たせる伴奏のリズム、そして何より金管、特にトランペットによる痛快なハイトーンを使った旋律、まさに完全無欠、無敵スーパーヒーローを表すにふさわしい作品に仕上がっています。
またトランペットが有名なモチーフを演奏している時のハーモニーが底抜けに明るく、なおかつ爽やかなイメージをもハーモニーになっていて、まるでスーパーマンがマンハッタンの街並みを軽々と飛び回っているかのような景色を連想させます。
演奏者としてこの曲を何度か(FILM BRASS Ⅴ、オーケストラ)で演奏した経験がありますが、吹いていてこれほどノリノリになれる曲はありません。
特にハイトーンがバシッと決まったときの爽快感は本当になんとも言えませんね笑
皆さんももしよかったら耳コピしてチャレンジしてみると意外とたのしいですよ!!
今回3作品取り上げましたが、それ以外でも未知との遭遇、E.T.、ハリーポッター、アベンジャーズ等僕の大好きな作品はたくさんあります。先に曲を聴いてこの映画はどんな映画なんだろうと思ってみる映画も最近増えてきました。
みなさんにはこの曲が好きというのはありますか?もしこの記事で気になる曲があれば、ぜひ一度聴いてみてくださいね!
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