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映画ファンを支える“あの”仕事


皆さまこんにちは

今回はホルン河野陽子が、

▷好きな映画について

▷映画ファンを支えるあのお仕事について

ご紹介します!



好きな映画!と言っても、いざ考え出すと決めきれず…

何度でも観られる映画、たまにふとどうしても観たくなる映画、歌や音楽がたまらない映画、お気に入りのキャラクターや俳優さんが出演する映画など

やはり絞りきれないので、見つかった物だけ集めてみました






大部分は親の影響なのでしょう

家族が観ていたから、とか、家にあったから、出会った作品がほとんどです。

しかし一度馴染みを持った作品は何となく愛着がわきますね(^^)


また、そうやって昔何気なく観ていた映画を時間をおいて改めて観てみると、全然印象が違っていたり、新しい発見があったりなんてことがありませんか!

個人的にはピクサーでよく感じる気がするのですが、面白いですよね。


映画の鑑賞の仕方自体も、少し変わったように感じます。

高校時代、私は英語学習がとても楽しく刺激的で、興味が増したこともあってか、俳優さんの言葉の音色や、セリフの翻訳のされ方(字幕)なども、今では映画鑑賞中の楽しみの1つになりました。



そして!

本日ご紹介したいお仕事というのがここで登場します

「映像翻訳家」です



かなりの映画マニアの方でも、映画を字幕無しでご覧になる方は中々いらっしゃらないのではないでしょうか…??

いつも何の気なしに読んでいる字幕ですが、ただ台本を訳しているだけではないのです。

字幕には字数制限があるため、例えば長いセリフとなると原語で言っている内容の何割かを省略せざるを得なかったり、言い回しを変えて、時には意味すらも変えて、日本語として成立させなければならないというのです(°°)

私たちが外国の映画を日本語で楽しむことが出来るのも彼らの努力と苦心の賜物ですね


色々と検索しているうち、「TRANSLATOR's」というWEBメディアに辿り着きました。

翻訳家の方々のインタビュー記事や翻訳した作品の見どころ、翻訳エピソードなどを読むことが出来ます!

なんとこちらに、FILM BRASS VIで取り上げる映画「チャーリーとチョコレート工場」で字幕翻訳を担当された方の記事が!!!




実は高校時代に英語科授業で原作の小説を読んだこちらの作品!

記事によると、劇場公開が2005年9月で、翻訳期間は6月から7月にかけての10日間ほどだそうです。原作に頻出する言葉遊びの要素が映画のセリフにも取り入れられており、苦労されたとのこと。

実際どのように翻訳されたのか気になったので、字幕に注目しながら観直してみました🎬️


一番分かり易く印象に残った翻訳がこのセリフです。

'The best kind of prize is a surprise.'

prizeとsurprise、プライズという音で韻を踏んでいますね

Google翻訳等だと、

「最高の賞は 'サプライズ' です。」

となりますが、スペシャリストによる字幕がこちら




皆に通じる絶妙さはもちろん、韻を踏む言葉遊びを日本語でも表現することにより、ウィリーウォンカのおふざけ感も残っていますよね!



「書き言葉であり、読み言葉である」という字幕。

言葉を訳すだけでは成り立たない、感情や心の内までもを訳さなければならない、さらに作品自体の世界観に馴染むような言い回しが求められます。

何だかもはや脚本家のようなお仕事ですね…



あくまでも作品の世界観があっての表現。

という点では、我々FILM BRASSが取り組んでいる映画音楽においても全く同じことが言えますよね

FILM BRASS VIでは誰もが知る名作をたくさん取り上げますが、それぞれオリジナルに忠実な世界観を我々の演奏で皆さまにお届け出来るよう、こだわりを持って取り組んでおります!

是非ともFILM BRASSのサウンドを体感しにいらして下さい!(^^)





 
 
 

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